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派遣薬剤師とは(年収・時給や職種)

派遣薬剤師とはどのような働き方なのでしょうか。年収や時給、職種やメリット・デメリットなどについて解説しています。

派遣先で働く薬剤師

2000年に労働者派遣法が改正されてから、薬剤師も派遣社員として働くことができるようになりました。派遣薬剤師のしくみは、派遣会社と薬剤師が雇用契約を結んで、派遣会社が派遣契約を行っている会社(調剤薬局やドラッグストアなど)に派遣されて働く形になっています。

派遣契約、派遣先との関係

正社員として働く場合との大きな違いは、雇用契約は派遣会社と結んでいるので給料は派遣会社から支払われることになっています。また福利厚生や手当なども派遣会社の規定によるので、派遣先の企業のものとは異なるので注意が必要です。

また実際の業務に関する指示や管理は派遣先の企業が行うので、派遣先の方針に従って働くことになります。派遣先の企業は派遣会社に報酬を支払い、その中から薬剤師にお給料が出るしくみになっています。

派遣薬剤師の職種

一般的な正社員やパートで働く場合と異なり、派遣薬剤師として働く場合は労働者派遣法による規制を受け、働くことができる職種は以下の範囲内で制限されることになります。

病院・診療所等(介護老人保健施設または医療を受ける者の居宅において行われるものを含む)以外の施設(社会福祉施設等)で行われる業務

つまり医療施設内の業務や訪問診療は規制されており、調剤薬局やドラッグストア、製薬会社、治験機関などでは派遣薬剤師として働くことが可能です。また紹介予定派遣や産休のための人員補充であれば病院やクリニックでも派遣薬剤師として働くこともできます。

派遣薬剤師の主な職種
職種 企業 時給・概要
調剤業務 調剤薬局
ドラッグストア
病院(紹介予定)
時給2000~2500円、地方では3000円以上
調製作業や服薬指導などの調剤業務一般、OTC医薬品販売なども
安全性情報管理 製薬会社
CRO
時給1800~2500円
有害事象症評価、資料作成など
DI業務 製薬会社 時給1800~2500円
医薬品情報の収集、データベース作成など
お客様相談 製薬会社
通販会社
時給2000~2500円
コールセンター担当、社内問合せなど
CRC SMO 時給1800~2500円
治験説明と参加同意、アシスタントなど

必要なスキル・資格

派遣薬剤師は新卒採用とは異なり、即戦力として活躍できる人材が求められています。そのためこれまでの経験を生かして、持っている知識やスキルを派遣先の企業にいかに提供するかで評価されます。

薬剤師の派遣先として半数以上を占めているのが調剤薬局やドラッグストアで、主に処方せんの受付・調剤業務や服薬指導、薬歴管理などが主な業務内容です。また一般用医薬品(OTC)医薬品の販売も行うので、コミュニケーション能力をいかしてお客さんの症状を聞き取り、医薬品の効果・効能をうまく説明できることも求められます。

ドラッグストアでは上記の業務内容に加えて、日用品や化粧品の商品補充や発注業務なども担います。最近では1000点以上の商品を取り扱っている店舗もあるので、それぞれの商品について正しい知識が求められます。

製薬会社や健康食品メーカーでは、お客さんからの問い合わせ対応も派遣薬剤師が担うことがあります。自社製品の医薬品や健康食品に対するアレルギーや副作用などの情報を集め、お客さんからのさまざまな問い合わせに対して専門的な回答を行うことが大事です。言葉遣いなどのビジネスマナーをはじめ、お客さんの立場にたった対応力なども求められます。

その他、製薬会社やCROなどの治験機関では医薬品に関する専門的な情報を取り扱うDI業務や安全性情報管理、また、治験コーディネータ(CRC)の補助なども派遣薬剤師の業務の1つです。いずれも正社員や派遣社員としての経験があると有利で、担当者が時給アップなどの交渉を行ってくれます。

派遣会社の中には自社で研修制度を設けていたり、ドラッグストアや製薬会社が行う研修に参加させてもらえるところもあります。ブランクありの薬剤師さんやこれまで経験したことがない業種へチャレンジしたいと考えている人は、スキルアップ制度が充実している派遣会社を選んで登録されるのがおすすめです。

派遣薬剤師の雇用期間や年収・時給

派遣薬剤師として働く場合は、あらかじめ契約時に定められた期間だけ働くことになります。つまり1年なら1年間のみ派遣先の企業で働くことになるので、結婚や出産などの予定がある人にもおすすめの働き方です。

また一般的に時給で給料が計算され、2500~3000円ほどの高時給が設定されている求人が多いです。薬剤師不足が続いている地方に派遣されて勤務する場合や、期間限定の短期・スポット派遣の場合は4000円ほどの高時給求人もあります。

勤務時間や日数などの働き方にもよりますが、年収は400~600万円と薬剤師の職種の中でも高くなっています。

派遣薬剤師の時給は高額になっていますが、派遣先の企業はどうしても薬剤師を雇いたいけれど正社員やパート社員の募集がなかなか集まらなかったり、秋~春先までの繁忙期に備えて人員を確保しておきたいということもあり、人材を補充しやすい派遣サービスを利用しています。

派遣薬剤師のメリット

    収入や福利厚生

  • 時給3000円以上の高時給案件も多い
  • 登録派遣会社の福利厚生が充実していることも

派遣薬剤師の大きなメリットの1つが高い時給です。パートやアルバイトが1500~2200円程度の時給であるのに対して、派遣薬剤師として働く場合は2500~3000円の時給が設定されています。

そのため数か月間や1年間といった短期間の雇用期間でもまとまったお金を稼ぐことができます。特に地方勤務の高額派遣で働く場合は半年間で300万円ほどの資金を貯めることも可能です。

また登録している派遣会社の福利厚生が充実している場合、正社員として雇用されるよりもさまざまなサポートを受けることができます。例えば育児支援を充実させている派遣会社では託児所を利用するための補助金を支出してくれたり、他には薬剤師賠償保険の保険料を負担してくれる派遣会社もあります。

    経験やスキルアップ

  • いろいろな職種で働くことできさまざまな経験を積める
  • 研修制度を利用してスキルアップできる

経験やスキルアップという点においても派遣薬剤師にはメリットがあります。派遣で働く場合は予め雇用期間が決まっているので、いろいろなところで薬剤師の資格を生かした仕事の経験を積むことが出来ます。

調剤業務、服薬指導、治験業務のサポート、OTC医薬品販売、など派遣薬剤師として経験を積める業務は多岐にわたります。さまざまな職場を経験しながら自分の性格ややりがいにマッチする職種を選ぶことができますし、持っているスキルや知識をより生かすことができる職種も選べます。

また登録している派遣会社の研修制度を活用して自分のスキルを上げたり、提携企業の研修会に参加することができます。実際に働かなくても研修のみに参加することも可能なので、企業の雰囲気を事前に知ることもできます。

    働きやすさなど

  • 求人が豊富で希望条件を満たしやすい
  • 残業がほとんどなく休日もしっかり取れる
  • 雇用期間が決まっているので辞めやすい
  • 派遣会社のサポートを受けられる

派遣薬剤師の求人は転職によっては数万件以上を検索できるので、近くの薬局やドラッグストアなどから条件を満たす勤務先を選びやすいというメリットもあります。もちろん勤務地や勤務時間などの希望も通りやすいので、自分らしく働きすいのも特徴です。

同様に残業がないというのも1つの特徴です。管理職を任されるケースはほとんどないので、仕事以外の時間を確保しやすいというメリットもあります。認定薬剤師の資格取得や家事や家族との時間をゆったりと取ることもできます。

また派遣先の職場と合わなくて辞めたいと感じたとしても、派遣の場合は雇用期間が終わると自動的に辞めることができます。もちろんセクハラやパワハラなどの問題があると担当者が代わりに交渉してくれるなど、派遣会社からさまざまなサポートを受けられるのも大きなメリットです。

デメリット

    収入や福利厚生

  • 昇給がなくボーナスもない
  • 交通費が支給されない求人も多い

派遣薬剤師として働くデメリットととして、昇給がない点があります。正社員の場合は1年ごとに昇給のチャンスがありますが、派遣薬剤師は持っているスキルに応じて時給が決められるので基本的に時給が上がることはありません。

また賞与(ボーナス)もないので、正社員と同様の仕事をしているのに正社員よりも給料が下がることがあります。交通費も支給されない派遣求人も多いので、トータルで考えると正社員よりも収入が下がってしまうのが派遣薬剤師の大きなデメリットです。

給料に関しては派遣会社の担当者が派遣先の企業と交渉して契約更新時に時給がアップされることもありますが、あくまで企業が能力を認めた場合のみで時給以上の能力を提供する必要があります。

    経験やスキルアップ

  • 管理職を経験できない

派遣薬剤師として働くと管理薬剤師や店長などの責任が重いポストに就くことはないので、責任のある立場での経験を積むことはできません。今後、管理薬剤師や店長、治験のプロジェクトマネージャーなどの管理職で働きたいというキャリアプランがある方にはあまりおすすめできません。

反対にこれまで調剤薬局の管理薬剤師やドラッグストアの店長として働いたことがある方でも、経験やスキルをうまく生かすことができないので収入にも影響することがあります。

    働きやすさなど

  • 契約更新されない可能性も
  • 雇用期間中に辞めることができない
  • 人間関係を構築しにくい

派遣先の企業の業務にうまくなじんでこれからも働き続けたいと希望しても、派遣先の企業から雇用契約を更新されないこともあります。理由としては企業が望むスキルを提供できていないケースや、正社員やパートなど別の形で人員を確保したケースなどもあります。

こちらが希望しても派遣薬剤師を受け入れる企業側の都合で契約更新は左右されるので、雇用が不安定になるというデメリットがあります。また自己都合で雇用期間中の退職をすることはできません。病気などのやむを得ない状況を除いて退職を希望する場合は、登録派遣会社と企業の採用担当者とよく相談することが大切です。

また他の正社員やパート職員となかなかうまく人間関係を築きにくいというデメリットもあります。いつか辞めてしまう社外の派遣薬剤師であることや、業務の一部のみを担当することからも、業務を通して企業内(社内)の人間との間で何かしらの壁を感じてしまうことは仕方ありません。

派遣薬剤師として社員・パートさんと心地よく働くためには、共通の目的・目標を理解して、自分が持っているスキルを最大限に発揮できるように努めることも大切です。人間性なども認められれば正社員として採用されたり時給がアップされるケースもあるので、派遣先での働き方が今後のキャリアプランや収入にも影響してきます。

派遣薬剤師に向いている人

    Check Point

  • 時間に余裕を持って働きたい
  • さまざまな職場で経験を積みたい
  • 一定期間にまとめて稼ぎたい

派遣で働く場合はさまざまな働き方のスタイルがあり、例えばパートのように1日数時間だけの勤務や週勤3日など、家事や子育てなどでフルタイムで働くことが難しい主婦薬剤師の方にも向いています。残業や休日出勤などもありませんので、プライベートを重視したい方にも適しています。

また一定期間ごとに職場が変わるので、さまざまな企業や職種でいろいろな経験を積んでみたいという方にもおすすめです。子育てが落ち着いたので本格的に正社員として働く計画があるけど、自分にはどのような職種が合っているのか確かめてみたいという薬剤師さんにも向いています。

高額な時給を活かして短期間でまとまったお金を稼ぎたいという方にもおすすめです。特に地方勤務の場合は時給4000円などの派遣求人もあるので、半年間で約300万円を貯めることもできます。このようにいろいな働き方ができるのが派遣薬剤師の特徴なので、まずは派遣会社に無料登録して担当者からさまざまなアドバイスを受けてみるのがおすすめです。

参考リンク
・一般社団法人日本人材派遣協会:「労働者派遣の適用除外業務(労働者派遣事業では、派遣が禁止されている業務があります)
・マイナビ派遣:「契約期間中に、自己都合で退職した場合、賠償金って請求されるの?

派遣薬剤師のまとめ

  • 派遣会社と雇用契約を結び給料をもらい、能力を派遣先に提供する
  • 働く期間が決まっていたり、時給が高めに設定されているなどの特徴がある
  • ライフスタイルに応じて柔軟に働けるので、まずは派遣会社の担当者に相談してみる

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