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MR職(情報担当者)の仕事・年収と将来性

製薬会社のMR職(情報担当者)として働く薬剤師の仕事内容や年収、求められるスキル、将来性などについて解説しています。

MR職(情報担当者)の仕事内容と年収

MRとは「Medical Representative」の頭文字を取った略で、「医薬情報担当者」または単に「情報担当者」とも呼ばれます。

MRは製薬会社に所属し、①医師や薬剤師に自社製品(医薬品)の有効性や安全性、副作用や適切な使用方法を伝えるのが主な仕事です。また②反対に医師や薬剤師から医薬品の臨床情報を収集し、⑥自社のDI(学術情報者)へ伝えて⑧自社製品の品質と新たな研究・開発にフィードバックします。⑦DIは医師から求められた医薬品情報をMRに伝達します。

医薬品に関する正確な情報を伝え、薬の有効性について理解を深めてもらったり、薬害を防ぐことがMRの職責です。④医薬品の納品については医薬品卸(MS)が担当するので、③直接価格交渉をすることはありません。

MRと薬剤師・医師・MS・研究開発職との関係性

現在はおよそ65,000人のMRが活躍しており、男性が56,000人、女性が9,000人ほどと男性が多い職種になります。大手製薬会社では子育て支援や育休明けの復職支援などを充実させており、最近では女性のMR職も増えてきています。またジェネリック医薬品の製薬会社ではMR職の採用を増やしていることもあり、毎年のようにMR職の人数は増えています。

平均年収が900 ~ 1100万円程度と収入が高いのもMR職の特徴で、私立大学の薬学部生からも人気が高い職業です。薬剤師の資格が無くてもMRとして働くことができるので薬剤師はもちろん、薬剤師の受験資格が無い4年制の薬学科の卒業生、また文系出身者からも人気が高い職種です。

MRは医薬品の情報を適切に医師や薬剤師に伝え、より良い医薬品を患者さんに使用してもらうために大切な役割を担っています。有効性や副作用についても情報を収集し、集められたデータはDIを通して新薬の開発や基礎研究に活かされることになります。そのため、MRは医薬品が治療に役立つために裏方の仕事を担っているとも言えます。

MR職(情報担当者)で求められるスキルや資格

    Check Point

  • 1:さまざまな人とのコミュニケーションとプレゼン能力
  • 2:フットワークの軽さや行動力
  • 3:営業という側面があるためビジネスマナー
  • 4:コンプライアンス遵守
  • 5:MR認定試験の資格

MR職に最も求められるスキルとしてコミュニケーション能力が挙げられます。上の図解でも示しているように、医師や薬剤師のみではなく卸担当や社内のDI、時には研究部門に勤める人と話をすることがあります。

特に医師に医薬品の情報を伝える場合は、自社製品の特徴やメリットを上手くプレゼンし医師に理解を促す必要があります。このプレゼンの良し悪しによって医薬品の発注の有無が決まるため、ビジネスマナーなども含めて医師に対して自分を売り込むことも大切なスキルです。

女性MR

時には医師から医薬品情報についての資料を請求されたり、医薬品卸(MS)との打ち合わせ、学術部(DI)との勉強会など、さまざまな業務をこなす必要があります。またノルマも設定されているため、フットワークの軽さや積極的な性格が求められます。

MR職には薬剤師の免許は必要ありませんが、「MR認定試験」に合格する必要があります。医療機関によっては認定試験に合格していないMRの立入りを禁止したりしているので、MRへの転職を考える場合は認定試験の合格も視野に入れておくようにしましょう。

MR職(情報担当者)へ転職するメリット・デメリット

    メリット

  • 年収が非常に高い
  • 自社だけではなく他社の医薬品も詳しくなれる
  • 採用枠は多いので転職しやすい
  • 福利厚生がしっかりしている
  • ビジネスマナーやスキルを身につけることができる
  • 医師との人脈を築けることができる

MR職として働く大きなメリットとして、年収が他の薬剤師の職種に比べてかなり高いという点があります。30代の平均年収が900 ~ 1,100万円と言われており、高収入でありながら住宅手当や資格手当などの各種手当、企業年金などの福利厚生も充実しています。

また自社製の医薬品だけではなく他社の医薬品の効能や副作用などついても詳しくなることができます。また医師相手に医薬品のプレゼンや社内DIとの会議なども行うので、一般的なビジネススキルやビジネスマナーも身につけることができます。

MRとして働くことで医師とのコネクションを作ることができるので、将来調剤薬局の開業を視野に入れている人にとって大きな財産となります。薬局開業には新規に開業する医師との関係性が非常に重要になるので、コンサルティング会社を使わなくても開業させることも可能です。

医師の勤務に合わせて休みを取ることができるので、医院・クリニックを担当している場合は土日に休みを取れたり、また夏休みや正月などまとまった休みを取ることもできます。MR職は募集がたくさんあるので、少しでも良い条件の転職先を見つけるためには複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。

    デメリット

  • ノルマや担当医師への気遣いなど精神的に大変なところも
  • 競争が厳しく、昇給や昇進は成績次第
  • 調剤業務についてスキルアップできない
  • 転勤がある製薬会社も

MR職で働くデメリットとして、ノルマがあるので精神的に大変な責務があるという点です。訪問する担当医師に対しても気を遣うことが多く、診察時間が終わるまで院内で待っていたり、薬剤師に説明するために薬局の軒下で長時間待っているということもあります。

現在は昔ほどでは多くはありませんが、未だに医師・薬剤師に対する接待を行うこともあります。文系の学生でもMRになれることからさまざまな人材がMR職として採用されており、他の製薬会社に勤めるMRとはもちろん自社所属のMRとの激しい競争にさらされることになります。

成績次第で給料や昇給、昇進などが決まるため、安定性という点では優れているとは言えません。成績が悪いと地方担当の転勤の辞令が出たりなど、さまざまなリスクに対して備えておく必要があります。

また新卒でMR職に就いてしまうと、調剤業務や医薬品管理については仕事を通じてスキルアップできなくなります。そのため将来独立開業を考えている人や、調剤薬局やドラッグストアでのキャリアプランを考えている人にとっては、転職に不利になる可能性があります。

MR職へ転職する前のチェックポイント

    Check Point

  • 転勤の有無、担当エリア
  • 転職希望先に勤めるMRに直接話を聞く
  • 調剤業務に関するスキルをどう磨くか

MR職へ転職する前にまず確認しておきたい点として「転職の有無」があります。製薬会社によっては面接時に担当エリアを提示されることもあり、自宅から通勤が不可能な場合は引越しをする必要があります。

会社によっては引越し手当や住宅手当、会社寮への入寮ができるなど、住宅費に関してさまざまな手当を出してくれるところもあります。これらを踏まえた上で就業が可能かどうか見極めることが大切です。

また営業先の病院やクリニックへの訪問方法、医師や薬剤師への接し方などは製薬会社によって異なります。転職を希望する会社の雰囲気をつかむためにも、知り合いや友人に希望先に勤める人がいれば直接会って話を聞いておくのがおすすめです。

転職を成功させるためには、会社の良いところや悪いところもできるだけ聞いて、特徴を理解した上で転職活動を進めることが大事です。知り合いや友人がいなければ、転職エージェントが所属している転職サイトに登録して、会社の特徴や雰囲気を聞いておくようにしましょう。特に離職率やノルマ設定など、働きやすい雰囲気なのか確認しておきましょう。

MR職(情報担当者)の将来性

MRはノルマがあるため、自分が持つスキル次第では安定性がある職種です。また成果報酬型にしている外資系の製薬会社もあり、成績次第で収入を大きく増やすこともできます。そのため1,000万円を超える年収を目指す薬剤師にとって、MRは魅力がある職種です。

ただし医師との懇親会や残業なども多く、休日に勉強会に参加するなど時間外の労働時間も長いという面もあります。また副作用の報告を怠るなどのMRのコンプライアンス問題もクローズアップされてきており、MRへの社会的な責任も問われています。

(医薬品医療機器法68条より)
製薬会社が重い副作用を把握した場合、30日以内に国に報告することを義務付けている

報告義務違反によって業務停止命令を受けた製薬会社もあり、これからのMRは医薬品に関する知識はもちろんコンプライアンス遵守についても幅広い知識をもった人材が求められます。

参考リンク
・MR認定センター:「MR認定試験とは
・ハフィントンポスト:「ノバルティスを業務停止処分へ 厚労省、副作用報告漏れで

MR職(情報担当者)のまとめ

  • 医薬品の情報を正しく医師や薬剤師に伝える仲介者
  • コミュニケーション能力と行動力が求められる
  • 高い年収を得ることができますが責任の重い仕事

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