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漢方薬局(漢方薬剤師)の仕事・年収と将来性

漢方薬局で働く薬剤師の仕事内容や年収、求められるスキル、将来性などについて解説しています。

漢方薬局の仕事内容と年収

漢方薬局とは自然由来の漢方薬・生薬を専門的に取扱う薬局で、患者さんへカウンセリングを行うことによって症状の原因を探り、症状に応じた漢方薬を1つ1つ調剤・製剤します。

医療用医薬品や一般用(OTC)医薬品とは異なり、漢方では患者さんの症状だけではなく年齢や性別によって配合を変え患者さんそれぞれの「オーダーメイド」のお薬を作ってもらえます。また天然素材の有効成分を使用するので身体に比較的優しく、緩和ケアなどでも注目を集めています。

漢方薬

漢方薬局に勤める薬剤師の平均年収は500万円ほどで、調剤薬局に勤める薬剤師と大きな違いはありませんが、漢方薬局として独立開業すれば収入を大きく伸ばすこともの可能です。

西洋医学とは異なるアプローチで患者さんの治療に貢献でき、最近では病院と提携してチーム医療として治療に参加することもあります。患者さんの悩みに直接向き合い、漢方の知識や経験を治療に貢献できるのが大きな魅力です。

漢方薬局で求められるスキルや資格

    Check Point

  • 1:漢方薬、生薬に対する知識と患者さんへ与える効果の理解
  • 2:患者さんの症状を聞き出すコミュニケーション能力
  • 3:漢方薬・生薬認定薬剤師の資格があると転職・開業に有利

漢方薬局で働く薬剤師に求められるのは、大学の薬学部で主に学ぶ西洋医学に基づいた薬に関する知識だけではなく、漢方で扱う生薬が持つ効果や化学的な構造など漢方に関する専門的な知識です。

また漢方では、患者さんからカウンセリングを通して現在の症状や悩みをうまく聞き出すことが適切な生薬を調剤・配合する上で大切なポイントになります。そのため患者さんとうまくコミュニケーションが図ることができるスキルが求められます。

専門の資格として「漢方薬・生薬認定薬剤師」があります。資格取得のためには、9回の講義研修会と1回の薬用植物園実習に参加し、その後試験に合格すれば認定薬剤師となることができます。資格取得後は3年ごとに定期講習を受け、生薬治療の現状や資源確保についての知識を深めます。

漢方薬局へ転職するメリット・デメリット

    メリット

  • 漢方薬の知識や調剤・配合のスキルを学べる
  • 漢方製剤が増えてきて、保険適用できる
  • 病院と連携しチーム医療として患者さんの治療に携われる
  • 将来独立を考えている人には専門性が強みになる

漢方薬局で働く最大のメリットは、仕事を通じて漢方薬・生薬に関する知識を習得し調剤や配合技術のスキルアップができることです。漢方に関する本はたくさん出版されていますが、実際の現場で漢方について勉強できる機会はあまりありません。

将来独立して自分で薬局を経営していきたいと考えている薬剤師にとって、漢方のスキルを習得することは他の薬局やドラッグストアとの違いを出せるので、安定した経営や集客アップにつながります。

最近では製薬会社が製剤して販売し保険適用ができる漢方薬も増えてきているので、保険薬局としての役割も増えてきました。近くの医院やクリニック、総合病院と連携し漢方の選択肢が増えることは医師にもメリットがあり、また緩和病棟がある病院やホスピスなどと連携して「チーム医療」として患者さんの治療に関わることもあります。

    デメリット

  • 個人経営が多いので、採用の枠が少ない
  • 漢方に特化した研修制度や勉強会が少なく、スキルアップには独学で勉強を重ねる必要がある
  • 従業員として働く場合は大きな収入アップは見込めない
  • 処方せん以外の漢方医薬品は「登録販売者」も扱うことができる

漢方薬局で働くデメリットとして、まず採用数自体があまり無いということがあります。採用があっても自宅から離れていて通勤時間が長くなるなど、良い労働条件で働けるチャンスは比較的少ないです。

また仕事を通じて漢方について勉強することはできますが、最新の漢方薬、生薬の情報などについては自分で学んでいく姿勢が必要になります。中小チェーンの漢方薬局の場合は研修制度を設けているところもあるので、スキルアップを重視される方は求人情報をよくチェックしましょう。

年収に関しては調剤薬局(保険薬局)で働く場合と同様に大きな収入アップは見込めません。ただし、店長や管理薬剤師など責任者の立場になれば収入も増え、独立した場合にも高収入につながりやすいです。

漢方薬局へ転職する前のチェックポイント

    Check Point

  • 主な仕事内容、処方せんの枚数と種類
  • 独立に対する支援があるか
  • 研修制度と勉強会の充実度

漢方薬局には漢方の専門店として運営されている薬店と、調剤薬局(保険薬局)としての役割も持つ薬局のパターンがあります。保険薬局としての機能を持つお店の場合は近くの医院・クリニックの処方せんを受けることになるので、どのような種類の医薬品を取り扱うのか事前に確認しておきましょう。

昔からある漢方薬局の場合はお店の継ぎ手がいないところもあるので、事業を譲渡してもらえたり暖簾分けをしてもらえるところもあります。また研修制度を設けて独立支援を行っているチェーン店もあるので、将来の独立を視野に入れている方は支援制度が充実しているかもチェックしておきたいところです。

漢方薬局へ転職するにはまず採用数が少ないことから、薬剤師専門の転職サイトへ登録することが近道です。転職エージェントをうまく活用すれば非公開求人も紹介してくれることがあるので、自宅の近くにある漢方薬局に勤務できたり独立を見据えてチェーン店で働くことも可能です。

漢方薬局の将来性

漢方はアトピー性皮膚炎などアレルギー体質を持った患者や、がん患者の緩和ケアなどに異なるアプローチで貢献できることから注目が集まっており、これからますますニーズが高まると予想されています。

また「なんとなく身体の調子が悪い」「頭痛や疲れがずっと続く」という場合に、医薬品ではなく身体に優しいとされる漢方薬が選ばれることも増えてきており、症状の治療だけではなく毎日の健康増進や病気の予防、美容という観点からも見直されてきています。

漢方薬剤師の数はまだまだ多くないので、専門スキルを磨くことで独立開業もしやすくなります。大きな収入アップは見込めませんが、勤続年数も増えれば安定して年収も増え、他の調剤薬局やドラッグストア、病院への転職もしやすくなります。

参考リンク
・ファーマシストマガジン:「漢方薬はお客様の状況を総合的に診断するオーダーメイド
・日本薬剤師研修センター:「漢方薬・生薬認定薬剤師制度とは
・美的:「漢方外来リスト

漢方薬局勤務のまとめ

  • 身体に比較的優しくオーダーメイドの薬という点でニーズが増えている
  • 認定薬剤師の資格を取ることで就職・転職に有利になる
  • 健康や美容という観点からも見直されており、安定した将来性がある

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