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薬歴管理

薬歴管理とはどのような仕事なのでしょうか?必要なスキルや今後求められる仕事内容などについて解説しています。

薬歴管理とは

薬剤師の大切な役割として薬の重複投与や相互作用によって生まれる薬害を防ぐというものがあります。薬局開設者は調剤録を備え付け、決められた内容を薬剤師が記載することが法律で義務付けられていますが、記載項目は限定されているので患者さんの副作用防止や服薬状況の管理に対してはあまり効果がありません。

(薬剤師法28条)
薬局開設者は、薬局に調剤録を備えなければならない。薬剤師は、薬局で調剤したときは、調剤録に厚生労働省令で定める事項を記入しなければならない。

薬害を防ぐためには過去の服用歴やアレルギーといった患者さん一人一人の情報についても管理することが大切になってきます。そこでさらにさまざまな情報を追加して管理するのが薬歴管理の仕事内容です。

患者さんの氏名・性別・生年月日やアレルギー、副作用歴などを記した「患者情報」と、処方年月日や併用薬、申し合わせ事項などを記した「薬物療法に関する情報」を指定カルテやパソコン上に記録していきます。

薬歴に記載する項目
患者情報 薬物療法に関する情報
氏名、生年月日、性別、身長・体重、連絡先 処方年月日、処方内容、処方医
アレルギー歴、副作用歴、既往歴など 他医療機関、診療科受診の有無
嗜好品(飲酒・喫煙、納豆など) 妊娠・授乳の有無
使用しているOTC医薬品や健康食品など 併用薬
職業や生活習慣などのライフスタイル 服薬状況と使用上の問題点
被保険者証の記号番号 申し合わせ事項
疑義照会事項
服薬指導した薬剤師名と指導内容

薬歴管理に必要なスキル

    Check Point

  • 患者さんに対する聞き取り能力
  • 記入内容の把握と素早い記述

薬歴管理に必要なスキルとして、まず患者さんからさまざまな症状や特性について聞き取ることが求められます。コミュニケーション能力を活用して患者さんの疾病や病歴、服用したことがある薬の種類や副作用の有無、他の受診医療機関などについてさまざまな情報を聞き取っていきます。

患者さんが多い時間帯は処方せん受付や調剤業務を行い、空いた時間に聞き取った情報について指定の記録用紙やパソコンに記載していきます。記載内容を把握していたり、パソコンで入力する場合はタイピングなどのスキルがあると薬歴管理もスムーズにこなすことができます。

今後求められる薬歴管理

薬歴管理は国も重要視しており、薬歴管理を行っている調剤薬局に対しては「薬剤服用歴管理指導料」が支払われます。薬の効果や飲み方などを記載した「薬剤情報提供文書」を患者さんに渡し基本的な説明を行うことや、これまでの服用歴などについて確認すると340円の調剤報酬が、おくすり手帳に記載した場合はさらに70円がプラスされて支払われます。

ところがあるドラッグストアや調剤薬局チェーンが、適切に薬歴管理を行わず調剤報酬を請求していることが判明して問題になりました。患者さんの薬害を防ぐという薬剤師の役割をきちんと果たすためにも、しっかりと薬歴管理を行っていくことが大切です。

また他の薬局や病院で管理されている薬歴も閲覧することができるように、薬歴を一元管理するシステムづくりも提言されています。そうすればかかりつけ薬局ではなくても患者さんの情報をチェックすることができ、患者さんに合った医薬品の提供や服薬指導を行うこともできるようになります。今後はより患者さんの立場にたった薬歴管理ができる薬剤師が求められています。

参考リンク
・ノバルティスファーマ:一緒に学ぶ調剤実務「外来患者における薬歴管理
・e-gov:「薬剤師法
・朝日新聞DIGITAL:「イオン系薬局チェーンも薬歴未記載 20店で7万8千件

薬歴管理のまとめ

  • 法律で求められている以外の患者情報なども記録・管理する
  • 薬歴管理をすることによって重篤な副作用や残薬問題も防ぐことができる
  • 忙しい時間のあいまに上手に薬歴管理の業務を行うことが求められている

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